Edo jidai no tsumi to batsu / Ujiie Mikito.
江戶時代の罪と罰 /
"残酷時代を経て、将軍吉宗による減刑化の時代へ : 江戶時代の刑罰といえば、磔や打ち首、獄門などが思い浮かびますが、戦国時代の気風残る江戶初期には、さらに過酷、非情な、想像を絶する処刑法が、全国各地で執行されていました。罪人の手足を二頭ないし四頭の牛につなぎ、牛をそれぞれの方向に走らせて罪人の身体を引き裂く「牛裂(うしざき)」、油や湯を沸騰させた大釜に罪人を放り込む「釜煎(かまいり)」など。また、罪人の家族・親族というだけで、幼児までもが処刑(縁坐の刑)されていたというから、言葉もありません。さらには、大名自らが刀の切れ味を見るために、幕府から罪人を貰い受け、試し斬りしていた事実。...
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Main Author: | |
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Format: | Book |
Language: | Japanese |
Published: |
Tōkyō :
Sōshisha,
2015.
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Subjects: |
Norlin Library - Asian Studies Stacks
Call Number: |
HV9812 .U35 2015
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HV9812 .U35 2015 | Available Place a Hold |